各科紹介
リハビリテーション科

診療の特色
現在、リハビリテーション科では理学療法士15名・作業療法士3名マッサージ師1名の合計19名体制で診療を行っています。
リハビリテーション科では地域に根付いた医療サービスの提供を目指し、明るく楽しい雰囲気の中でリハビリを行っていただくことを目標として取り組んでいます。
対象疾患は、入院・外来共に整形外科疾患を中心に幅広く、手術後の急性期から維持期・慢性期まで対応しています。
入院から外来まで対応しているので、じっくりと患者様に向き合うことにより動作の自立、在宅復帰が出来るように取り組んでいます。
検査科
検査科は現在、男性3名、女性6名の計9名の臨床検査技師で日常業務を行っています。
検査科の主な業務は大きく分けて検体検査と生理検査に分けられます。
検体検査 | 生化学検査(肝機能・腎機能検査等)、血液検査(炎症・貧血等)、感染症検査、尿検査 |
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生理検査 | 心電図検査、肺機能検査、ABI検査、聴力検査、超音波検査(腹部・心臓・体表)、ニコチン検査 |
担当医師から依頼のあったこれらの検査結果を迅速かつ正確に届けられるよう日々研鑽しています。
院内で処理できない検査項目に関しましては、結果が出るまで何日間かお時間を頂く事もあります。
院内検査でも検査内容の相違、状況、救急患者様などによる緊急検査などにより、多少お待ちいただく事がありますがご了承ください。
検査による質問等ありましたらお気軽にお声を掛けてください。
放射線科

<概要>
松井病院の放射線科は現在6名の放射線技師と1名の受付で業務を行っております。
最新放射線医療機器を駆使し、必要とされる画像処理を提供しています。
近年、日々進歩していく装置に素早く対応し、撮影技術の向上、放射線被曝線量の軽減に努力しています。
一般撮影
放射線科で行われている全ての検査の基礎といえます。
一般撮影でわかる代表的なものは、全身の骨の状態(骨折など)、胸部の炎症・腫瘍、心肥大、腹部のガス異常や胆石、腎結石、尿管結石など様々です。
X線透視検査
バリウムを使用した胃透視・注腸検査や、肝・胆・膵、ヘルニアなどの検査、治療を行います。
CT
マルチスライスCTを導入し、全身あらゆる部位を高速かつ高精細に撮影し任意方向からの観察、3D画像を作成する事が出来ます。一般撮影では陰に隠れてわからない病変や小さくて発見できない病変を見つけたり、臓器の位置関係を調べる事が出来ます。
MRI
X線を使用せず、磁場と電磁波を用い全身のあらゆる部位を任意の方向から撮影が出来ます。特に血管系は造影剤を使用しなくても撮影する事ができ、造影アレルギーのある方でも安全に検査をする事が出来ます。
骨密度検査
骨の量を測定します。
当院では、骨密度測定装置を使用し簡単に骨密度を測定する事が出来ます。
撮影検査内容、検査方法について分らない事や疑問に思うことは、遠慮なく放射線科までお尋ね下さい。
薬剤科
薬剤科は8人の薬剤師で患者さんが安全で適正にお薬を使用していただけるよう、医師や看護師をはじめ各職種と協力して日々の業務に取り組んでいます。薬剤師として、医療人として日々研鑽に努め、当院理念である「“やさしい” “わかりやすい”医療を通じて地域社会に貢献する」を心がけています。
病棟薬剤師の仕事
調剤業務 | ・内服:入院している患者さんのお薬を調剤しています。一包化や簡易懸濁法にも対応しています。 ・注射:1日分の注射薬を患者さんごとに個人セットしています。クリーンベンチを使用し無菌的に注射薬の混合を行っています。 |
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服薬指導業務 | 入院している患者さんのベットサイドへ訪問し、お薬の説明や状態のモニタリングを行っています。 |
病棟薬剤業務 | 各病棟に専任の薬剤師を配置し持参薬の鑑別や薬の情報提供等を行っています。 |
医薬品情報管理業務 | 採用薬や患者さんが持参された薬を中心に医薬品の情報を集積し、医療スタッフへ情報提供しています。採用医薬品集や一覧表の作成から管理、毎月のDIニュースの発行などを行っています。 |
医薬品管理業務 | 当院で使用する医薬品の購入や在庫管理、使用期限の確認、採用薬の選定などを行っています。 また、特に管理が必要とされる医薬品(麻薬など)は施錠の確認や帳簿管理なども行っています。 |
【チーム医療】
各種委員会やチームに参加しています。
・医療安全委員会:医薬品安全管理者として院内の医薬品使用の安全確保に努めています。
・褥瘡/栄養サポートチーム(NST):点滴や軟膏の処方提案などを行っています。
・感染対策チーム(ICT):手指消毒の啓蒙活動や抗菌薬・消毒薬の適正使用を推進しています。
・病棟カンファレンス:各病棟で行うカンファに参加し情報の共有を行っています。
・薬剤モニタリング(TDM):薬剤の投与計画をシミュレーションし医師に提案します。
【フォーミュラリ】
2019年より一部領域においてフォーミュラリの導入を開始しています。
フォーミュラリに関心のある方、是非一緒に取り組みましょう‼
【薬剤師・薬学生の方へ】
薬剤科の見学等随時受付しています。まずは雰囲気を感じてみませんか?
お気軽に下記までお問い合わせ下さい。
☆「薬剤科」紹介動画はこちら
戸田中央医科グループ(TMG)薬剤部でも採用を行っており、奨学金返済のサポート制度もございます。
詳細はこちらをご覧ください。
★戸田中央医科グループ採用情報サイト
★TMG薬剤部奨学金返済サポート制度
★TMG薬剤部 専用ページ
薬剤科 担当:澤田
メール:y_sawada2@tmg.or.jp
TEL:03-3752-1111(代表)
栄養科
栄養科では治療の一端を担えるよう、お食事の提供・栄養指導の実施・栄養状態の管理を行っています。
○入院中のお食事○
医師の指示のもと、患者様の状態にあったお食事を提供しています。私たち栄養科では3つの目標を持っております。
一つは『治療効果のある安全で衛生的なお食事を作ること』、二つ目は『病院食でもおいしいと感じていただけること』、三つ目は『退院されてからもご自宅で実践できるお食事をお出しすること』です。
この3つの目標を達成できるように管理栄養士・栄養士・調理師と知恵を出し合い日々、努力を重ねております。
また、患者様の嗜好にできるだけ合うよう、個別の対応も実施しております。
お食事が入院中の楽しみとなるよう、月に1度行事食を実施しております。行事食では旬の食材を選び、普段のお食事とは一味違った献立で提供できるよう工夫をしております。

≪4月行事食 桜ご飯≫

≪クリスマス行事食 ローストチキン≫
○栄養指導○
治療食を召し上がっている入院中の患者様と外来通院されている患者様を対象として、医師の指示のもと、栄養指導を実施しております。
お食事を通して病気が良くなるよう、患者様の生活スタイルに合ったわかりやすい説明を心がけております。
お食事のことでお困りの時には、ぜひ主治医にご相談ください。
○栄養管理○
患者様の状態を把握できるよう摂取量のチェック、検査データの確認を行っております。
またNST(栄養サポートチーム)の一員として、他職種と連携をとりながら、患者様の栄養状態の維持・改善に努めております。